HDMIをUSB(UVC)に変換するコンバータを買ってみた
HDMIをUSB(UVC = USB Video Class)、つまりウェブカメラのように取り込めるようにするコンバータがあるのを最近知りました。 UVCは標準化されたものなので普通にLinuxのVideo4Linuxで使えるだろうからこれは欲しいなと思いました。
最初に購入したのがezcap287というやつで9,000円台で買えました。 しかし、これは初期不良なのか何なのか分かりませんが、ノイズが入りまくる問題がありました。 これでは使いものになりません。
無事、返品できたので今度はI-O DATAのGV-HUVCを中古で買いました。13000円台でした。
こちらは問題なくデジカメ(GH-2)のHDMI出力を取り込むことができました。
以下はffmpegでxvで画面に表示し、それをx11grabでキャプチャしたものです。 比較用にLogicoolのウェブカメラも映しています。
GV-HUVCは60fpsで取り込めておりますが、x11grabが30fpsでしかキャプチャできていないです。 まあ、これでも十分使えるレベルです。
ウェブカメラの方は960x720で15fpsしか出ていません。
どちらも動きがあると横線のようなノイズが入りますが、これはどうしようもないのかもしれません。
デジカメの弱点はバッテリーの交換が必要なことです。 ウェブカメラはUSBで給電しているので、ほったらかしでお気軽です。
ffmpegでjackの音声も同時にmkvに入れることができるのですが、これをするとfpsが落ちたり、うまくキャプチャできなくなったりします。 音声は別ファイルに録画して、後でkdenliveなどで手動で同期させてレンダリングするのがよいのではないかと思います。